2019年5月1日をもって日本では新天皇が即位され、
平成から新しい元号「令和」に変わりました。
この記念すべき年は中国の国家建国70周年の記念でも
あり、また日中平和友好の歴史の観点におきましては
1954年の李徳全女史一行の訪日から65周年の年でもあります。
今年は6月28、29日と大阪を会場にG20が開催されるという
日中関係においては非常に重要な節目であります。
日本の若い天皇の即位が日本と中国の関係においても
日中友好の青春時代を新しく迎えることができるようにと切に願います。
終戦からの9年後の1954年
新中国と政府間ではやりとりができなかった時
その当時の日本窓口は皇室が受け皿となってくださいました。
更には日本の赤十字の島津代表と 中国の赤十字の李徳全女史が 日中間の平和友好のために行動してくださいました。
今年G20の訪問に際して 中国の国家主席宛にお手紙が書かれたことを聞かされています。
そして、その訪日の決め手は 日本と中国の草の根 すなわち国民全体を考える時 新しく天皇になられたまだ50代の若き天皇の存在です。
震災後、幾度となく福島に足を運んでくださった 平成天皇ご夫妻 国民一人一人の目線に下がって会話される姿は 誰もが感銘を受けます。
中国は新しい若い天皇の即位の年に 日本と中国とでこのことを象徴として捉え 日中の新しい時代を迎えようと共に考えてくれています。
草の根交流が大事にされる日中関係を
李徳全先生の時代を鏡として
これからも大切に育てていけたらと願っております。

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